いろいろ考えるのに疲れたら。
「考えるな、感じろ!」という言葉がある。座右の銘にしている人もいるかもしれない。
私も常々、自分の心が感じることに素直になろう、と思い、今までの生き方の癖を軌道修正しようとしているところ。
「考えるな、感じろ!」が難しいのは、理屈っぽいからと、結局あれこれ考えて、最悪な展開を十分予想して、結果をみる前から十分落ち込んで、ほぼ自暴自棄になって、考えすぎて疲れて、もう嫌だ面倒!となってからやっと「本当はどう思っているのか」に辿り着く、というプロセスを踏んでしまっているから。
最近は、以前よりすぐに「考えすぎ、もう嫌だ!」になるのが早くなった。
で、「じゃあ私の気持ちは素直なところどうなんだろう」、ここになるべく重点を置く。
素直な気持ちがわからなければ、それもよし。そう。それもよしとしてしまいたい。まだそこの思い切りが足りない。
結論を先延ばしにするのは、長らく「逃げ」だと思っていた。
白黒つけられないなんて、「逃げ」だって。
実はそれがかなり偏った思い込みだったのだと思う。
白黒つけたところで、自分が苦しくなるなら、頭捻って考えたことで自分の首を絞めることになる。
だったら、私はもう白黒つけなくても、何かに結論が出せなくても、いいや。
「感じる」そしてそれに「素直になる」のも案外難しい。
だから私の場合、さらにそこをゆるーくして、「わからないものはわからなくていいや」と思うことにしよう。
精神的にラクで居られるなら、それに勝るものは早々無い。
おかげでわからないものだらけになっても、それがいいことか悪いことか考えると疲れるし、わからないんだから、今はそれでいい。