何がこわいのか、つらいのか。

こわいこと。つらいこと。

不安感や孤独感など、私をアダルトチルドレンと自覚させる感情はあれど、
それが結局何に結びつくのかというと、
「こわい思い」・「つらい思い」に結びつくのだと思う。

不安感、孤独感も、きっと誰しもが多かれ少なかれ持っている感情であって、
もしかしたらそれ自体はプラスでもマイナスでもない感情なのかもしれない。

私の場合、これまでの記事で述べてきたように、「マイナスの感情」が
人一倍育ってしまっていて、「マイナスの感情」を感じるセンサーが、
「プラスの感情」を感じるセンサーの何百倍も敏感で、よく働いてしまうので、
「マイナスの感情」が自分の感情を満たすパワーが強いのかな、と思う。
そして強い強い「マイナスの感情」を「プラスの感情」に変えていくのは、
すさまじいパワーが必要なのかな、と。

私の脳内では、「不安感」「孤独感」=怖いこと、辛いこと。
そういう認識が刷り込まれてしまっているから、不安感や孤独感を感じると、
敏感に反応して、息苦しくなる。


何度か迷走神経反射と思われる発作を起こしたことがある。
何かの拍子に気分が悪くなってきて、
「やばい、ここで倒れる、ここで死ぬかも」という恐怖が襲ってきて、
呼吸が苦しくて、ものすごい吐き気がして、「なんとかしなきゃ」と
思っているうちに意識を失う。
しばらくすると、駅の救護室だったり、学校の保健室で横になっている
自分に気が付く。

「意識を失ったまま死ぬかもしれない」、という恐怖。
そして不安感、孤独感のループ。

迷走神経反射について調べると、低血圧等が直接的な原因のようだ。
究極に精神的に追い込まれたときに発作が現れるのか、発作が現れるほど
精神的に追い込まれているときなのか、どちらなのかはわからないが、
根底にあるのは強い強い「マイナス感情」だと思う。

マイナス感情は怖い。それこそ、文字通り自分自身を自分で喰らうパワーがある。

私はこのマイナス感情の元になっている孤独感、不安感など個々のマイナス感情を押さえきれないことがこわい。

感情自体にはそもそもプラスもマイナスもない。
それを捉える自分のセンサーの触れ幅が、その感情がプラスかマイナスか判断している。

発作は怖い。マイナス感情に自分が喰われるのももっと怖い。

負のスパイラルの怖さはもうよーくわかって、分析も自分なりにしてきたから、
あとは抜け出すだけだと信じたい。