今の私へ~その2~

平日は黙々と仕事をし、週末は英会話サークルでの活動を楽しみ、
そのコミュニティの交流を楽しむ生活が続いた。

次第に週末に自宅で過ごす時間が減り、母親とかかわる時間も必然的に減った。

母親とかかわる時間が減ることにより、母親との関係についてこれまでとは違って、少しずつ客観的に考えられるようになっていった。


2013年の夏の終わりだっただろうか。
この頃、初めて「アダルトチルドレン(略)AC」という言葉・意味を知ったと記憶している。

年齢的には成人していて、働いているので、傍目には「自立した大人」と思われる状態だったが、幼少期から刷り込まれた「母親のマインド」が私を支配していることに徐々に気が付くようになった。

母親から離れたほうがよい。ようやく、ここにきて、母親から離れることを真剣に考えるようになった。
2013年の秋頃から、真剣に家を出ることを考え始めた。

 

2014年1月。ついに母親と離れて暮らし始める。
社会人になって約4年。私は初めて自分の毎日を自分の判断で進めていかなければならない生活をスタートさせた

 

ここから、現在に至るまで、「アダルトチルドレン(AC)」を克服し、
育っていなかった自己肯定感を育て直し、自分で自分の人生の舵を取る人生を歩もうと、今日も七転八倒を繰り返している。